何か相談した時に
え、それって逃げているよね?
というクソ野郎いますよね
そういうことを言われたら、一刻も早くその人との関係を断ちましょう。
人を変えることはできません。
となると自分にできることは「付き合う人を選ぶこと」になります。
先日以下のツイートをしました。
退職して独立したいと相談が来た。
僕は応援した。が、周りに相談すると「それは逃げだ」と言われて悩んでいるらしい。
馬鹿げている。会社に残るのが逃げなら、独立しないのも逃げじゃないの?
こういう「自分の価値観を押し付ける(自分の思うように人を動かそうとする)人」は本当に避けるべき。— まあまあ丁寧な暮らし🍳🀄️一時的にサイドFIRE中 (@MTeinei) March 18, 2021
実体験をもとに、なぜ一刻も早くその人との関係を断つべきか、ということについて解説していきます。
「逃げるの?」と言われた具体的な話
今回実際にあったのは、「自分のチャレンジのために、会社を辞めたい」という人です。
素晴らしいことですね。
人間には現状維持バイアスというものがあります。(現状維持バイアスについては、この記事に詳しく書かれています。)
そういった人間の特性を超えるほど、自分の意思で現状を変える行動をしようとしていることは素晴らしいことだと思います。
また、私自身決断し、会社員を辞めました。
正直なところ綺麗に辞めるまで半年ほど掛かりました。
退職交渉に時間がかかったこともあったのですが、自分自身で決めて行動する、というのはなかなか大変なことで。。
特に、会社を辞めて独立するために覚悟するのはまあまあ大変です。
- 会社という”自分を社会的に守ってくれる存在”がなくなる
- 会社という”自分にお金をもたらしてくれる存在”がなくなる
- 世間的にマイノリティーな存在になる
という変化が起こりますからね。
そういう大きな決断をして、自分に相談をしてくれたことはとてもすごいなと思いました。
そんな中、会社に退職の相談をしたところ、ある人が・・・
それ、逃げていない?
と言い出したそうです。
ちなみに私はこの「それ、逃げていない?」という人がこの数年出会った人の中で一番嫌いです。
私が退職したくなった理由のひとつでもあります。
私はこの人のことを何とも思っていないので、何を言われようが気にしないのですが、相談した人からすると上司のような存在で…
「逃げてない?」と言われて、「逃げているのかもしれない」と、さらに悩み込んでしまったらしいです。
今回こういう話があり、「逃げ」という厄介ではあるものの良くも悪くも色々使われてしまう言葉について、オススメの対処法や解釈について説明していきたいと思います。
もうね、許せない。
こういう、人に対して悪影響を与える人が罰せられる世の中になることを切に願っています。(ブロックチェーンに期待)
というのは置いておいて、こういう、人に対して悪影響を与える人は一定存在するのですよね。
こういう場合は原因自分論で考え、「この人と出会ってしまった自分の判断が悪かった。なので、この人と離れる判断をして自分の人生をよくしていこう」と思って行動するのが重要だと考えています。
「逃げるの?」と言われたらどうすべきか
書いているだけでまた不愉快になってきました。笑
というわけで、「逃げるの?」と言われた時にやるべきことをお伝えします。
順番には個人差があると思うので、好きな順に取り組んでもらえればと思います。
- 「逃げるの?」という人と距離を取る
- 見方を変えれば「挑戦する」も「逃げる」と言えてしまうことを知る
- 「逃げる云々」というのは無視して自分がやりたい行動をする
私はたくさん「逃げて」来て、どう思っているか
ちなみに私は今までたくさん「逃げて」きました。
なお、こういう相談を受けたら私は「たくさん逃げてきたよ」と伝えますが、自分の認識では「逃げた」とは全く思っていません。
自分としては、「適切な挑戦をした」と捉えています。
その結果どうなったか。
- 色々な「変化」を起こす行動をしてきた
- 変化を起こす行動をしてきたことに全く後悔していない
- 「逃げた」とは全く思わなくなった
- 結果的に変化を起こす行動をしてきて良かったと思っている
- むしろ、もっと早く変化を起こす行動をしていたら…と思うほどです
これ、偶然ではなく必然なのですよね。
これがなぜ必然なのか、という面についても解説していきます。
「逃げる」を気にしなくて良い理由
見方を変えれば、全ての決断は「逃げる」と言える
「逃げる」というのはよくできた単語です。
というのも、全ての行動を解釈によっては「逃げる」と言えるからです。
例えば、私は高校時代に医学部受験を勧められました。
私は、以下の理由で医学部クラスを嫌がり東大クラスに入りました。
- 医学部だと都心の国立大学には入れない
- 自分は「センター試験で1問も間違えない」よりも「二次試験で人が解けない問題を解く」方が得意
- 東大とか京大の方がカッコいい()
結果、京大に現役で入ったのですが、これ、見ようによっては”逃げ”ですよね?
というのも、「医学部だと地方国立より上にいく努力から逃げた」「センター試験が得意になることから逃げた」とか言えちゃいますよね。
しかも個人的には、東大は諦めました。絶対現役で受からないと思ったためです。私としては、「東大受験から逃げた」とネタで言ったりはします。
と、色々書いたのですが、これ人によっては「京大に入るなんて素晴らしい!全く逃げていない!」とも言えますよね。
これが種明かしです。
要は、ある行動が”逃げている”といえるかどうかは「その個人の価値観による」ということなのです。
例えば今の私のように「会社員を辞めてフリーランスになる」という決断をするか悩むとします。
となると、捉え方によっては結局どういう行動をしても”逃げる”と言えてしまうのですよね。
- 会社員を辞めてフリーランスになるのは、会社員としてより成果を出すことから逃げている
- 会社員を辞めてフリーランスになりたいと言っているのに挑戦せずに会社員を続けることは、フリーランスになることから逃げている
なので、まず「逃げる」というネガティブな考え方を無くしましょう。
これは、単に「何かを決断した」と思えばそれで良いのです。
自分の判断を「逃げる」という人は、価値観が合わない人
では、なぜ「逃げる」なんてことを人に言うことがあるのか、という話を考えていきましょう。
それは、価値観が違うからです。
会社員最高!会社員として会社にコミットして成果を上げることだけが唯一の正義!VIVA弊社!みたいな人からすれば、
- 会社員を辞めてフリーランスになるのは、会社員としてより成果を出すことから逃げている
と言うでしょう。
一方で、私のような「会社員として会社に依存して生きていくの、本当は不安なんでしょ?自分で生きていけるように自分の力を身につけましょ」みたいな人からすれば、
- 会社員を辞めてフリーランスになりたいと言っているのに挑戦せずに会社員を続けることは、フリーランスになることから逃げている
と言うわけです。
要は、価値観の違いなのですよね。
で、例えば今回の例であれば、悩んでいる人の価値観は後者に近いと思います。
であればどうするか。
価値観が違う人から離れれば良いのです。
こういった決断に良い悪いはないのです。
仮に本当に「逃げているな」と思うことがあったとしても、その行動が良かったか悪かったかは結局は「判断する人の価値観」によると思うのです。
もし会社を辞めて独立して世間的には失敗と言えるような結果になったとしても、行動した人が「自分がやりたいことができて満足、この経験を生かして次は何をするかな」と思えたら、それで幸せなわけです。
当の本人からすれば、「失敗」とも捉えていないと思いますし。
なので、結局何が良いか悪いかなんてことはなく、その人の価値観に合うか合わないか、と言うことしかないのです。
と言うわけで、価値観が違う人からは離れましょう。
特に、前述の通りものの見方を変えれば「逃げる」なんていかようにも言えます。
やっていることは詐欺師と同じです。
この価値観が違う人は、自分の価値観を押し付けて人に不快な思いをさせ、人の人生の邪魔をしているにも関わらず、「俺は良いことをした」などと思っている馬鹿野郎なのです。
(ちなみに今回この「逃げ」発言をした人は自分と同じ大学出身という…勉強ができることだけでは何の意味もないという良い例ですね笑)
こういう人を見つけたら、「あ、可哀想な人だ」と思って離れましょう。
終わりに 「逃げる」云々ではなく、「逃げる」という人から離れましょう
「逃げるの?」と言われた時の対処法は以下の通りです。
- 「逃げるの?」という人と距離を取る
- 見方を変えれば「挑戦する」も「逃げる」と言えてしまうことを知る
- 「逃げる云々」というのは無視して自分がやりたい行動をする
というのは、言いようによって・捉えようによっていかなることでも「逃げている」と言えてしまうからです。
なので、それは「自分とは価値観が違う人が、自分とは価値観が合わない方向に自分を動かそうとしている」だけなのです。
なので、そういう人から離れる。
そして、「逃げる云々」ではなく、「自分がやりたい行動」をしていきましょう!
ちなみに「逃げる」が悪いこと、というイメージがある人は、以下の本もおすすめです。
「逃げる」からネガティブなイメージを取り払い、自分が良いと思う行動をしていきましょう!
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