【給料を会社員時代の2倍に】フリーランスになってエージェントを利用した体験談

フリーランスコンサル事業

それなりに会社で価値がある仕事はしている。しかし思っているほどお金がもらえない。

他社の自分と同じような成果を出している人がもっとお金をもらっている。

そんな悩みを抱えている人はいませんか?

私もそういう悩みを抱え、色々行動したところなんと1ヶ月間で給料を約2倍(支給52万/月→105万/月)にすることに成功しました!

そんな自分からその具体的な方法と、そこまでの道のりについてご紹介できればと思います。

誰向けの記事か

冒頭の内容にも通じるところがあるのですが、以下の人向けです。

  • 現状の給料に不満がある
    • それなりに会社で価値がある仕事はしている。しかし思っているほどお金がもらえない。
    • 他社の自分と同じような成果を出している人がもっとお金をもらっている。
  • 現職にどうしてもモチベーションが上がらない
    • 「より大きな成果を出すために頑張る!」というモチベーションがどうしても湧かない。
      • こういう人は、「(今の給料だと)より長い時間を会社に使いたくない」と考えている可能性があります。(私はそうでした)

この記事を読むとどうなるか

この記事を読むと、以下の状態になります。

  • 仕事や立場を変えることで、現状より給料が上がった状態
  • 現状より給料を上げるための道筋が分かった状態

私は誰で、どういう実績があるか

私は大学卒業後ずっとサラリーマンをしていましたが、この度独立しフリーランスになりました。

私はサラリーマンをしながらフリーランスとして独立するために準備をしており、その中でフリーランスの案件を紹介してくれるエージェントさんと連絡を取っていました。

そして「自分がフリーランスで案件を受けるとしたら何円くらいもらえるか」というのを探りながら、「これくらいの金額がもらえるのであれサラリーマンを辞めて独立した方が良い」と判断しました。

サラリーマンを辞めて、本格的にエージェントさんとやりとりをして、ついに企業さんから個人としてオファーをもらいました(私は幸運にも有給消化中にオファーをもらいました)。

それが税抜き月額95万円(税込約105万)でした。(ちなみに別のオファーもいただいています)

サラリーマン時代は源泉徴収を見ると総支給額は年間で630万弱という感じだったので、月額だと52万円程度もらっていたかと思います。

つまり、サラリーマンを辞めて1ヶ月で、支給額が52万/月→105万/月になりました。

ちなみにその前後の経歴などはこちらにも書いています。

このブログを書いている人は誰か
はじめまして。まあまあていねいな暮らしと申します。 私は世間的にはそれなりの?バリキャリ?サラリーマンをやってきたのですが、色々な転機があり現在はのんびりフリーランスをやっております。 転機とは具体的に、こんな感じです。 ...

給料を1ヶ月で2倍にした具体的な方法とは

もう若干答えを書きましたが、私が取った具体的な方法は以下です。

  • 複数のフリーランスのエージェントに登録
  • 複数のフリーランスのエージェント経由で案件の引き合いを受ける(ここまでは会社員をしながらできる)
  • 複数のオファーをもらう(ここからは会社員をしていると難しい)
  • 複数のオファー金額を元に金額の交渉をする

「2倍にするため」の方法ではなく、「限りなく金額を上げるため」の方法という方が正確ですね。

なぜ給料が上がるのか? 〜エージェントが存在する理由を考える〜

エージェントのビジネスモデル

フリーランス案件のエージェントといっても、ビジネスモデルは転職業界と同じです。

つまりどういうことかというと、「エージェントフィーを20〜30%取る」ビジネスモデルになります。(※実際にエージェント業をされている人にお伺いしました)

なので、例えば月100万円の案件を受けるとなると、オファーを出す会社はエージェント業者と受注者に月120〜130万円支払うことになります。

エージェント側は、20〜30万利益が出る、という構造になります。

エージェントの営業担当(案件を紹介してくれる人)の目標管理

では次に、エージェントの営業担当の人がどういう目標管理を”されているか”について考えます。

エージェントの人は、月間とかクオーターとかの一定期間の中で、「オファーを出す会社からの利益」額を目標として持つことになると想定されます。

となると何が起こるか。

エージェントとしては「高い金額で企業から案件を受けて」「受注者に安い金額の支払いで済ます」ことが最も目標達成に近づきます。

そのため、おそらくある程度はふっかけて交渉をしてくるような構造になっていると言えます。(これは案件を出す企業へも、受注者に向けても両方に対してそうなると想定されます)

あくまで構造です。

もちろん、人によっては「お金より意味合いだ」などという人もいると思います。

ですが、あくまでそういったビジネスモデルの構造になっている、という事実だけ抑えておくのが良いと思います。

複数社のオファーをもらって交渉するとどうなるか

複数社でオファーをもらうとどうなるか。

「100%稼働する」となった場合、同時に複数社の案件を受けることは不可能ですよね?

となるとエージェントさんからは、「自分たちを選んでもらうこと」が重要になります。

仮に受注者に多少多めに金額を払う(=自分の利益が減る)としても、0円になるよりはマシですよね?

という心理をつくことを考えると、

「あの会社からは○○円のオファーをもらっています。御社の方が内容的には受けたいので、同額なら御社のオファーを受けたいのですが調整できないでしょうか?」と交渉することが合理的であると言えることが分かると思います。

私はこの方法でオファーを複数もらい交渉していくことで、金額の吊り上げに成功しました(笑)

ちなみに最初にもらったオファーは月額税抜き80万円でした。そこから釣り上げて、最終的には1.2倍なりました。

1.2倍、というのを自分の給料に当てはめてみて貰えば分かるかもしれませんが、かなり大きいと思います。

リスクはないのか? 〜中長期的に見ての損得を考える〜

自分は金額に見合う仕事ができるのか

これは、「オファーをもらう」ことさえできれば、「金額に見合う仕事ができる」と言えると考えています。

というのは、これは「どのレベルの成果を出すか」という話ではないというのが重要です。

発注する企業としては、「その金額を出してもあなたに仕事をして欲しい」と思っているからオファーを出すわけです。

なので、「オファーをもらえたらそれだけでOK」くらいの感覚で問題ないと思います。

ただし、オファーをもらう際に嘘をつくのはNGです。

私は実際に、どう答えて良いか分からない質問が出てきて「それについては私はあまり勉強してきていないためちゃんと答えられません。自分は○○という領域の方が強みなので、そういう面でカバーできない案件であれば私は合わないと思います」とハッキリ伝えました。

そうやって「自分が何ができる」「何はできない」「何はやったことはないが勉強しながら対応できる」など、「自分ができることを正確に伝える」ことで、オファーをもらった際は問題なくこなせる状態になると考えています。

希望する金額のオファーがもらえるか

これは、個人次第ですね。

ただ、「どこの会社も人手不足」という状況はすぐには解消されないと思っています。

よく言われるのはエンジニアの不足ですね。能力があればいくら出しても欲しい、と言われるほどかと思います。

また私のような「データアナリスト」「社内業務プロセス改善」のような領域も、どこの会社でも困っているというのはよく分かります。

そういった「稀少性が高い」領域であれば、比較的オファーは受けやすいと思います。

そういう「稀少性が高い」領域に得意分野がないのであれば、、、身につけましょう。

エージェントさんに話をして、どういう領域がお金になるか、自分でも身につけられるか知りましょう。

そして、そういうスキルが身につけられる仕事を正社員としてやりましょう。

希望する案件が将来的に永続的に存在するか

分かりません(笑)

これは、誰にも分かりません。

私が得意とする「データアナリスト」「社内業務プロセス改善」については、以下の観点から暫くは無くならない、またどんどん価値が上がる領域だと考えています

  • IT化が進み、大手企業でもDXなどの動きが求められてきている
  • SaaSプロダクトが流行り、使いにくいものが氾濫し、それを導入して満足しているだけで負債を抱えている会社が多い
  • データ理解・社内プロセス理解・プロダクト理解という領域は苦手な人間が多い領域と思われる

ただ、50年後とか言われたら分かりません。

 

といくつか書きました。

が、本質的にはこれは「絶対的」に考えることではなく「相対的」に考えること、という点が重要です。

何かというと、

  • 正社員として今の仕事を続けた時の未来と比較して、フリーランスになって案件を受ける未来が明るいか否か

という考え方です。

今会社員であることに不満や悩みを持つ人であれば、自ずと回答は見えてくるのではないでしょうか。

フリーランスになったら正社員に戻れないのではないか

すみません。そう思う人には、この方法はオススメしません。

が、保証するためには以下の方法が良いと思います。

  • 退職前に転職活動をして、ある程度転職できる先があることを知っておく
  • 退職前にフリーランス案件がいくらくらいで受けられるか調べて、面接などを受けておく

くらいですかね。

あと、例えば半年だけフリーランスをして、会社員に戻ろうとした場合を考えます。

半年間の過ごし方次第で、私はキャリアアップも可能だと考えています。

  • 半年間今の会社でのうのうと過ごしている人
  • 半年間思い切ってフリーランスに挑戦して、色々経験してきた人

あなたならどちらを採用しますか?

「転職を頻繁にしている人は転職活動で不利になりますか?」と聞く人がいます。

私からすれば、どうでもいいです(笑)

むしろ同じ会社に10年くらいいる人の方が、「何考えているのですか?」と聞くと思います(笑)

転職回数を気にする人もいますが、こういったものは「説明できれば」なんでもOKです。

私であれば、頻繁に転職を繰り返しているかどうかではなく、その考え方・その際にどう行動してきたか、という部分を評価するので、問題ないと思います。

終わりに

ざっくりまとめます。

  • 現状の給与に不満がある人
  • 現職にどうしてもモチベーションが上がらない人

という人は、フリーランスのエージェントと話をして自分が受けられる案件がないか探ってみましょう。

年収を上げたいのであれば、以下をやってみましょう。

  • 複数のフリーランスのエージェントに登録
  • 複数のフリーランスのエージェント経由で案件の引き合いを受ける(ここまでは会社員をしながらできる)
  • 複数のオファーをもらう(ここからは会社員をしていると難しい)
  • 複数のオファー金額を元に金額の交渉をする

いきなりフリーランスになるのが不安、という方は、以下のことからやってみましょう。会社員としてできることもたくさんあります。

  • 退職前に転職活動をして、ある程度転職できる先があることを知っておく
  • 退職前にフリーランス案件がいくらくらいで受けられるか調べて、面接などを受けておく

どこに登録したら良いか分からない!という方は、まずはINTLOOP社のハイパフォーマンスコンサルタントがオススメです。気になる方にリンクを貼っておきます。
フリーランスのエンジニアだけでなく、コンサルタント向けの案件も多いです。登録や面談は無料なので、興味があれば除いてみてください。
どういうことが要件の案件がいくらくらいで出回っているか知ることのメリットも大きいです。

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